夢あたえ やさしさ与え 雲の上 1996.3
もとのもと おおいなるもと 流れゆく
ささやかに おりなす時に 夢のよう
たちのぼり 伝わっていく けむりたち
変わっても よりたくましく おどるもの
形にも 見えないものにも はてのはて
次々と うごきまわって かたまりに
生まれては ひかりの中へ とんでゆく
伝えていく むかう先にも たからかに
知らぬうち ほのかにかおる 秘める夢
のぼる時 たかまる時が 夢の先
おおいなる やわらかなる森 つつみこむ
あたたかに 先へのもとは ふりそそぐ
いくあまた 明日へひろがる ひかり達
いくらでも 次から次へと のり越える
とうとうと おおいなるもの 登ってゆ
めざすもの 戸惑いの中で つかみとる
新たなる まなざし向ける いにしえに
1996.1
ゆく先へ おおしくたつ 波にたつ
1996.2
伝えていく むかう先にも たからかに
1996.3
さわやかに はばたけ天に あたらしき芽
1996.4
かかるとき はずみをつけて いどみこむ
1996.5
はかなさは 流れるままに あずけて
も1996.6
たちこめた うれいのなかに 身をゆだね
1996.7
先々へ はなばなしくと 思いのたけ
1996.8
いさんでも 移りかわって 舞いあがる
1996.9
輝きも はなつまわりに あたたかく
1996.10
ゆれうごく 野望を谷へ ときはなつ
1996.11
何もかも あつき心の ふところに
1996.12
夢あたえ やさしさ与え 雲の上
時はるか 伝えるために 雲の上
ささやかに おりなす時に 夢のよう
たちのぼり 伝わっていく けむりたち
変わっても よりたくましく おどるもの
嵐にも たえぬくちから 内に秘め
次々と うごきまわって かたまりに
嵐にも たえぬくちから 内に秘め
生まれては ひかりの中へ とんでゆく
ころんでも それでもおきる もののふの今に伝えし 血の流れ
鳥居の中にあれこれと 思う心のうれしさを 誰が伝えし天の声